JPHACKS 2024で農産品トレーサビリティシステムのデモ開発

JPHACKS 2024で農産品トレーサビリティシステムのデモ開発


日本最大級のハッカソン、JPHACKS 2024に参加しました!

実装デモはこちら

東北大学の4人でチームを組み、「フードチェーン」という農産品の安全追跡システムを開発しました。私にとっては初めてのVue.jsでしたが、短期間で習得して挑戦することに決めました。

プロジェクトについて

私たちのチームはブロックチェーン技術(Solidity)を活用して、農産品の生産から消費者の手元に届くまでの過程を追跡できるシステムを提案しました。消費者が安心して農産品を購入できる環境づくりを目指しています。

特にこだわったのは、一般消費者でも簡単に利用できるインターフェースです。アプリのダウンロードなしで、QRコードをスキャンするだけで追跡情報を閲覧できます。

担当内容

チームでは、フロントエンド開発を担当し、Vue.js 3とElement-Plusフレームワークを使って実装しました。 アカウント情報の記録のために使用するMetaMaskを実装しまた。

2日間という限られた時間でプロトタイプを完成させることができました。

技術スタック

プロジェクトでは以下の技術を活用しました:

  • フロントエンド:JavaScript、Vue.js
  • バックエンド:Go言語
  • インフラ:AWSクラウドEC2サーバー
  • スマートコントラクト:Solidity
  • ブロックチェーンウォレット:MetaMask

これらを組み合わせて、スマートフォン(iOS/Android)とパソコン(macOS, PC)の両方に対応したシステムを構築しました。

技術的な挑戦

初めてのVue.jsでの開発とブロックチェーン技術の理解には想像以上に時間がかかり、発表直前まで機能実装に没頭していました。

UI設計では、Element-Plusフレームワークを活用して各デバイスで統一した表示を実現しました。

また、MetaMaskのマルチプラットフォームへの対応に苦戦しました。最終的に、Chrome、iOSでの動作が確認できました。

最終的には重要機能を実装し、発表でも好評をいただくことができました。

学んだこと

新しい技術をすぐに習得する柔軟性と、限られた時間で成果を出す集中力の大切さを実感しました。チームメンバーそれぞれの強みを活かした開発プロセスも貴重な経験でした。

今回のハッカソンでは時間の制約がありましたが、ブロックチェーン業界の経験者も含めたチームの協力により、基本機能を実装することができました。

出場記念写真